木のせいろの使い方 ~蒸す~
レンジで蒸す代わりにせいろで蒸すと、水分が調節されて冷めても美味しいだけでなく、安全面でも栄養面でも効果があがり見ためも豊かです。
実際に蒸してみましょう。
春野菜を18cmの木のせいろで蒸す
蒸すと、玉ねぎやにんじん、キャベツなどの甘みを感じる豊かな一皿になります。人参と大き目にカットした新じゃがを先に入れて10分ほどしてから、キャベツ、新玉ネギ、を入れさらに5分ほどして、スナップえんどうとアスパラを入れると、ちょうど蒸しあがりが合います。
中強火で蒸気が十分にたってから蒸し始め、せいろの蓋と身をどちらともをよく濡らしてから鍋の上にのせてください。強火でもいいのですが、18cmや21cmなどの小さいせいろ場合、火が強すぎるとせいろの側面や底が焦げることがありますので念のために中強火と書いています。
美味しいお塩だけでも十分ですが、おいしいエキストラバージンオイルに柚子胡椒を溶かすのが私のお気に入り。ほかにもいろんなシンプルなタレがあります。
〇ごま油、しょうゆ
〇柚子胡椒マヨ
〇塩麹オイル(オリーブでもごま油でも)
〇わさびクリーム(わさびと生クリーム、マヨネーズ、しょうゆちょっと)
〇ポン酢しょうが、ポン酢ミョウガ
〇バーニャカウダ(アンチョビとにんにくを刻んでオリーブオイルを入れて弱火にかける)
〇韓国タレ
(ごま油、韓国の粉唐辛子、にんにくすりおろし、コチジャン、すりごま、しょうゆ、酢、砂糖、ネギ)
〇すりおろし玉ねぎタレ(すりおろしたたまねぎとにんにく、しょうゆとごま油)
〇にんにくみそ(すりおろしにんにくと味噌、醤油、砂糖、みりん)
ごはんの温めなおしに
朝ごはんに、前日の残りご飯を蒸す時はこんな感じです。
蒸気がではじめてからせいろをのせます。1人分なら3分で十分です。蒸し布を敷くと取り出しやすく、汚れないのできれいに洗う必要なく、乾かすだけでもOKです。
コツは、蒸しあがったらすぐに食べるのでなく、2~3分放置しておくこと。そのまま冷めても美味しいです。
残りご飯の残りがまたでてししまったら、再度冷蔵できるのもせいろのいいところ。冷凍してもかまいません。
レンジとは全く違う、美味しいご飯が毎朝食べられます。
基本的には冷凍ごはんはあたためにくいです。半解凍してから温めてください。冷凍の場合は時間がかかるのと酢水っぽくなりがちです。