すし桶・おひつの使い方(使い終わったら)
はやめに洗う
使用後は、できる限りご飯つぶを取り除いたほうが洗いやすいです。
たっぷり水をふくませた濡れ布巾で桶を拭くようにしてご飯をあつめるとうまくいきます。
ごはんつぶがとれにくい場合はお湯をはって5分くらいふやかしてから取りのぞきます。ごはんつぶを取り除くときには洗剤を付けずにスポンジで洗い、最後は必ずタワシで洗ってください。最初からタワシでもいいのですが、ごはんつぶがタワシに入り込んでしまいます。タワシで洗うことで細かい汚れがかき出せて、黒ずみやカビを防ぐことにもなります。
気を付ける点は食器などとは別に洗うこと。水を入れて保の食器を洗う「洗い桶」のような使い方をすると、汚れや水を吸い込みすぎて乾きにくくなり帰って汚れの原因になります。
油が付いた時は薄めた中性洗剤で洗い、よく洗い流してください。
よく拭き上げる
きれいに洗い流したら、乾いたきれいな布巾で水分をふき取ります。水が溜まりやすい内側の角は特によく水分を拭いてください。2分ほどきちんと念入りに拭けば、外の日陰で干さなくても空気がよどまない室内でも乾くことがほとんどです。乾かす時間が短くなることが、かびにくくなる一番の条件です。
よく乾かす
上をむけて乾かすほうが、一番かびやすい内側がかびにくいです。基本的には風通しのよい日陰干しが一番です。
浮かせて乾かしたり、時々風が通るように向きを変えるとよいでしょう。
直射日光は反りや割れの原因になります。また長時間外におきっぱなしにしても割れることがありますので乾いたら室内にいれてください。
梅雨などで乾きにくくどうしても屋外で干せないと時は、よく拭いたあとで、かるくドライヤーで温めてもよいでしょう。近くから何秒もつづけてあてると壊れますので、乾燥をうながす程度でやめてください。
食器乾燥機でのご使用はおやめください。
保管する
乾いたら湿気の少ないところで保管します。棚の中にいれておくと湿気がこもりかびることもあります。吸水性の高い紙に包み、熱がこもらないところに保管してください。新聞紙でもいいのですが、たまにインクが木に移ることもありますのできをつけて。タトー紙のようなものがなければ新聞より乾いた布がいい場合もあります。