すし桶・おひつの使い方(使いはじめるとき)

すし桶・おひつを買ったらすぐすること

すし桶やおひつを買ったらまずあく抜きをします。あく抜きをしないでも使えますが、木の匂いやえぐみがごはんに移ります。ぜひあく抜きなさってください。

2つの方法があります。

ひとつの方法は、桶に水を入れて酢を2~3杯いれること。よく混ぜてから2時間程度はつけてから洗います。

もうひとつは、桶に米のとぎ汁を入れること。おく混ぜてからこちらも2時間以上待ってから洗います。

酢をいれるのが一般的ですが、米のとぎ汁にするのは酢が銅タガに反応して変色するからです。銅が変色して木に移ることがあります。
その点からとぎ汁を勧める会社もあります。銅のタガではない場合、または銅に染みないように気を付ければ酢でも問題はありません。

洗ったら、乾いた布巾でよく拭いて、日陰干しします。日光にあてると壊れやすくなるのでご注意を。特に夏の日差しは急激な温度変化でよくないです。伏せずに上をむけて干してください

 

すし桶・おひつの普段のご使用の前に

すし桶もおひつも濡れ布巾で拭くか、軽く内側を水で濡らした後よく拭いてからご使用ください。

このひと手間をすることによって匂いがしみこみにくくなり、ご飯がこびりつきません。水分をよくふき取らないとご飯がべちゃっとなり木肌が呼吸しなくなりますからお気をつけください。