すし桶・まな板がカビたなと思ったら
「あ~、気を付けて使っていたのカビさせてしまった(泣)」
という方からのご相談をよくうけます。一生大事に使おうとすし桶やおひつを買ったのに、数か月でカビがきてしまいガッカリ、、、という方も多いようです。
そこで、カビたらどうするかを説明します。
カビ、黒ずみには2種類あります。
表面だけのカビと、中からカビているカビ。
表面だけのカビは、気が付いたら早めに取りましょう。
カビをサンドペーパーでおとす
サンドペーパー♯240を買ってきてください。100円程度です。小さく切って使います。
#150ぐらいが手元にあればそれでもかまいません。数字が少ないと粗く削るので時間は早くなります。(削りすぎることもありますが)
さあ軽くこすってみましょう。このくらいなら30秒~1分。
ほら、簡単です。
一生懸命こすりすぎると、木が減ってしまい変形しますから、気を付けて。軽くです。
もし取れない箇所があれば、それは木の中心からカビているので後追いせず諦めます。そのままキッチン用のアルコールでもシュッシュっとかけてそのまま使いましょう。
まな板の側面もどうしても黒ずみますよね。
これもサンドペーパー#240で軽く磨きます。
軽く、軽くこすってください。
こんな感じで結構きれいになります。
問題は、まな板の表面。気を付けていてもやはりたまには汚れてしまいます。
まな板の表面は削ると凹凸ができるのであまりよろしくありません。ほんとはカンナで全体を削る方がいいんですが。
できたての汚れなら、表面だけちょっとだけ削ってみます。
まあまあ綺麗になりました。これ以上削ると、包丁を置いた時に、へこんだところが切れなくなります。プロの職人さんにはお勧めしませんが、ご家庭用ならアリでしょう。早目だと表面を数回こするだけで簡単に落ちます。
240番のペーパーがちょうどいいと思いますが、もっとツルツルにさせたければ、この後800番のでこすります。
これで完璧です。
カビがひどい場合はもう意外と中もかびてるかもしれません。削りなおしの業者さんもいますから依頼されるのもいいでしょう。