夫たちよ「今日は量が多いな」は禁句らしいよ

某新聞に、自分に気持ちをはがき一枚のエッセイにするというコンテストがありました。
優勝はある50代の主婦の女性。

内容は、
ー忙しく帰ってきたあとに夕食を作った。夫は帰ってくて料理をみると「量が多いな」とつぶやいた。
私(妻)は頭にきた。こっちは忙しくても頑張って作ってるのに。私(妻)ぷいっとすねて二階にあがった。こんなことで怒るなんて大人げない私。神様、もうすこし大人にしてください。ついでに夫も大人にしてくださいー

「量が多いと言われてなぜ怒るのかわからん」と友人に言うと、
「お礼言わないで文句言われたからじゃない」という。
またスタッフは「それって、言い方じゃないですか」と言う。

そうか、これは夫が妻に感謝が足りんということを言いたいわけ?

この方が優勝ってことは内容に共感性が高いってことなんでしょうが、私には「量が多いなら残していいよ」しか妻の答えが浮かばない。

最近はほんと言葉が難しい。言い方も難しい。夫婦でも難しいんだから、大変です。夫婦だから難しいのかな。

もう少し素直になったらどうかな。

もし感謝が足りないと思うなら、

「今日は忙しいのに頑張って作ったんだから、最初から文句言わないでよ。明日は少し減らて作るわよ」といえば、きっと夫は

「いやいや、文句に聞こえた?そんなつもりじゃないんだよ。ごめんごめん。ありがとう。なんか量が多いから全部食べるのは大変だなと思っただけだから。」で終わる話じゃないかな。

夫はきっと悪気はないですよ。

もしかしたら「おいしそうだね。ありがとう。お、ちょっと量が多いから食べきれないかも」とかわざわざ言えばよかったのかな。

夫婦でもここまで気を遣うのが難しいやなぁ。

スタッフに言うと、これは日ごろの夫の行いですよと。ハハハ。