6月は梅干し作り/2kgはどの容器で?

梅干しづくりは難しい?

梅はだいたい6月に作ります。梅がスーパーや百貨店、道の駅などに出始めるのが6月初旬。梅酒に使われるのが緑色の青梅、梅干しには黄色や赤味のある完熟梅が多いようですが、青梅でも漬けられます。

梅干し作りは、
①塩にまぶして重しをおく
②水分が上がってくる
③赤紫蘇を入れてさらに漬ける
④土用干しする
赤紫蘇は前後する場合もありますが、だいたいこんな感じです。

梅干しづくりで気を付けること

梅干しづくりでのおおまかな注意点は、かびさせないようにする、適当な重さの重石をきちんとする、この2つです。瓶の消毒に気を付けることとはもちろんですが、適当な重さの重石を使うことが早めに水があがるポイントとなり、かびにくくもなります。

梅干し作りに必要な道具

①梅を塩漬けする容器
②重石(梅の重さの2倍は必要)
③竹ザル
④梅を紫蘇をともに漬けておく容器

梅を漬けるのは、ガラス、琺瑯、陶器、セラミックがよいです。ビニール袋やプラスチックで漬けるかたもおおいですが、酸や塩分に弱い性質を考えるとオススメはしません。
また塩漬けの時はカサがあるのと、重石をのせるので、形状と大きさを考慮したほうがいいでしょう。

野田琺瑯のラウンドストッカーで漬ける

2kgを漬けます。

2㎏の梅の場合は通常は倍の4Lで入ると言われます。丸カメの場合は2号サイズがは3.6Lで、3号が合は5.4Lです。
微妙なサイズですが、うっかり重石が重すぎて酢があがりすぎなければ2kg=2号3.6Lで大丈夫のようです。

野田琺瑯ならラウンドストッカー4.5Lか、ラウンドストッカー7Lで。どちらでも結構です。

7Lに入れてみました。2日で水があがったら7Lの半分ほどです。

琺瑯の表面はガラス質なので、塩分や酸にも強く、食材の質を変化させにくいので、梅干し、漬物などの長期保存にも向いています。匂いが移りにくいのも特徴です。
わたしが、4.5Lより7Lを選んだのは、重石がのせやすいからです。専用の重石をお持ちの方は4.5Lでも大丈夫。

重石あればいいのですが、わたしはなかったのでこんな感じです。

4キロを琺瑯鍋やガラス瓶で重石にしました。

梅の上には平らなお皿を、きちんと消毒してのせています。

完全に水がでたら、少し重石を軽くして、赤紫蘇待ちです。

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