真夏のおひつごはん、どれくらいもつの問題
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この季節になるといつも聞かれるのが
「真夏はおひつのごはんはどれくらいまで大丈夫なんですか?」
ほんとよく聞かれます。
一般的な答えは、
「室内であれば、半日くらいは美味しく食べられるとは思います」
という感じに答えていますが、、、実際は丸1日OKの場合もあれば、5時間くらいでおいしくない場合もあるのでなんとも言えないところ。
朝作ったら昼は大丈夫。昼なら夜は大丈夫。くらいが無難な答えですが、こうも暑いとなんとも言えません。
真夏のおひつごはん、条件が揃えば1日大丈夫
おひつに入れたごはんは、室内でキンキンにエアコンがついていて、日当たりの近くでなければ割と長くもちます。
ですが、エアコン付けていても窓際の熱気が近ければアウトだし、空気の循環が悪かったり閉めきった部屋だと悪くなりやすいです。
また、酢を小さじ1以上(1合につき)いれて炊くともちがよくなり、梅干しや梅酢をまぜるというのもいいと思います。
おなじごはんでも、炊き込みとか混ぜご飯なら半日持たないこともあります。
まぁ、お米も貴重だった昔の人たちはギリギリまで食べてたんでしょうけど。。。とはいえ、状態が悪くなり始めると美味しくなくなる感じはしますね。すこしねばりがでる感じで。
冷まし方にもよる
酢飯は大きなおひつにいれて酢を入れてうちわであおぎますよね。これは急激にと冷ますともちがよくなるからです。
おひつの普段使いだと、炊いたあとでごはんをいれ、すぐ蓋をする場合は2時間くらいまではほの温かく食べられるのですが、長く保存しようと思ったら、食卓用のごはんをよそったあとは、すぐにうちわで覚ましたほうがよいです。
お寿司と同じで、冷める時間が短いと保存が長く効きます。
私は自分でにおいを嗅いで使いますが、基本的には朝炊いて昼に使うなら風がすこし当たるようにしておきます。
それ以外はもう冷凍するか、冷蔵庫にいれて、あとからセイロで蒸して食べます。
実はごはんは冷めてからのほうが体のいいらしいですよ。おにぎりは最高ってことですね
そういうことを体感として覚えていくのも相棒として道具を大切にする醍醐味です。