銅の玉子焼器で出汁巻を作る
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はじめて銅の玉子焼器を使う方のために、失敗しない取扱い方をご説明します。
コツさえ知っておけば、誰でも簡単に美味しく出し巻が毎日作れます。
取っ手のつけ方、油ならし、作り方、洗い方、収納のコツといろいとありますが、こちらでは作り方です。
はじめに油をなじませる
銅の玉子焼器にやや多めに油をいれてから火をつける(大さじ2くらい)。
温まったら、余分な油を小さな器に出しておく(油を出汁巻を作るときに使います)
さらしで全体にゆきわたらせるようになじませる。
230℃すぎると表面の錫が剥げますので、煙がでないようにご注意ください。
出汁巻の分量
卵:3個 出汁:大さじ2~4 砂糖:大さじ1 塩:少し
醤油:小さじ1 みりん:小さじ1
甘めに仕上がる。出汁はかつおが風味がよい。みりんは入れなくてもよいがお好みで。
そのほかの分量もおこのみで変えてください
銅の玉子焼器で出汁巻を作る
油がなじんであたたまったら、卵液を菜箸に浸けて少し落としてみる。菜箸にくっつけば準備OK。
卵液をの4分の1ほど(3個の場合)を入れる。落とした時にジューと音がする程度は温度を上げておく。慣れれば強火でOK。もたもたして焦げそうなら中火にしておく。
卵に完全に火が通る前にむこう側によせる。手前を、油をしみこませたさらしでなじませ、卵の下もなじませる。
卵液をまた4分の1ほど手前に流し入れる。半熟の段階で、むこうにまとめた卵を手前に巻いていく。よせた卵の下にも卵液をすべり込ませる。
4を繰り返し、最後まで巻いていく。巻きにくい時はお好み焼きで使うような小さ目のヘラを使うと巻きやすい。
出汁巻をまきすで巻いてみる
写真は卵3個分の出汁巻。フッソ加工と比べると大きくふんわり仕上がる。
出汁巻の形が崩れても、仕上がったあとでまきすで数分巻いておくと形よく仕上がる。