玉子焼器の銅・鉄・フッソ加工比較実験
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銅の玉子焼器は短時間でふんわり
銅の玉子焼器がとても人気です。使っている方は口をそろえて「あっという間にでき、ふんわりしてとてもおいしい!」といいます。いったいその「ふんわり感」や「あっという間」というのは、ほかの玉子焼器と比較してどの程度違うのでしょうか。味に違いはあるのでしょうか。
銅と鉄とフッソ加工実験
卵三個で160gと、出汁、しょうゆ・砂糖、みりんを入れて、同じように焼いてみました。
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- フッソ加工は1000円。IH兼用で、新品
- 鉄は約5000円
- 銅は工房アイザワの銅製玉子焼器
フッソ加工の玉子焼器で作ると時間は約7分。強火だと焦げるのですが、弱火だと時間がかりすぎます。
中火くらいで巻いていきました。
鉄は、意外と火の通りが早いですが、焦げやすいので気をつけて焼きました。所要時間は5分。
銅の玉子焼器は所要時間わずか3分たらず。非常に早いです。
巻きながら、あまりにボリュームの違いに、量がまちがってたっけ?と思ったほどです。
出汁巻の大きさを比べてみる
玉子焼きをカットして並べてみると、そのふんわりさに大きな差がでました。半熟で巻くため早く仕上がるからでしょうが、半熟で巻いても中に熱が通るからふんわりと仕上がるようでです。
3つの出汁巻を食べ比べてみる
スタッフと食べ比べてみました。
フッソ加工・・・卵が固い。つまってる。薄焼き卵の味。だしの味はあまりない。塩分がききすぎ。
鉄・・・しっとりしてる。少し水分がある。見た目より触感はやわらかい。
銅・・・かなりふっくらしている。しっとり感がある。ジューシー。出汁の味が美味しい。
フッソ加工と鉄の違いは、膨らみ方はあまり変わらないのですが、鉄のほうが触感がやわらかい。
鉄と銅の違いは、ふんわり感と出汁の風合い。
銅製とほかの二つで作るのは、できあがりが全く別物という印象でした。
板厚でも違う?
どのフライパンでもいえることでですが、仕上がりは厚みで違います。銅製の玉子焼でもそうです。薄い板厚の銅は、温度変化のために多少焦げやすくなるかもしれません。実験に使用した玉子焼器は1.5mmです。1.2mmのものも売られています。卵が3個くらいのものは1.5mmくらいあったほうが作りやすいでしょう。