桧山タミ先生の握手会報告
2020/1/16(木)は福岡で桧山タミ先生の握手会。
桧山先生のところにお迎えに行き、文藝春秋さんと一緒に岩田屋7Fにある書店「福岡天神リブロ」へ。
控室に通していただいたところで、先生に今日の説明ををしているところ。左はわたくし。
わたし「今日は先生に会いにたくさんの方がこられてます」
せんせい「穴があったらはいりたいわ。握手なんて恥ずかしいやないの」
わたし「1時間は穴にはいらないでくださいよ。疲れた時には言ってくださいね。」
せんせい「隠れてあやさんこまらせよーっと」
わたし「ダメダメ~、みなさん楽しみにされてるんですから」
せんせい「だって天神は慣れないから落ち着かないんだもん」
先生はいつも面白がってわたしを茶化します。笑)
そんなこんな言いながら待っていると
「先生、出番ですのでお願いしまーす」と書店の方が呼びに来られました。
ドアを開けると、たくさんの方がお待ちでした。
「先生、おひとりで歩いて大丈夫ですか」の言葉に「はい、大丈夫」
そういわれるとさっきの恥ずかしさはどこへやら、私の手を離し、スカスカと杖をついて参加者の拍手の中に歩いて行かれました。
取材は、桧山タミ先生が書かれた「みらいおにぎり」の特集を作るためにこられたKBC「アサデス。」のスタッフのみなさんです。みなさんの拍手に迎えられて握手会が始まりました。
整理券がなかった方々も遠巻きでたくさん見守っておられます。
北九州、佐世保、熊本、遠くは兵庫、東京からも先生に会いにこられていました。
先生にお花やお手紙を持ってこられた方も。
「CMを見て、料理にむきあうようになりました」
「本を読んで子供にやさしくなりました」
「先生のような人になりたいと思っています」
「祖母を思いだして、感謝の気持ちがわいてきました」
「就活の時に読んで先生にはげまされました」
先生は
「そう思えるあなたなら大丈夫ですよ」「がんばらんでいいとよ」「おかあさんによろしくね。」「料理は心が伝わるのよ」などなどいろんな言葉をかけながら握手なさっていました。
小さいお子さんには
「お母さんを大事にしてね」
「あなたのおかあさんはやさしいのよ。」
私はそばで聞いていて、最初からほろほろと泣きっぱなしでした。
参加者の方も感極まって泣き出す人多数で、涙、涙の握手会になりました。
桧山先生ってほんとに不思議な方だなぁと思います。
私の偉大な師匠であり、たのしいたのしい天使ちゃんです。笑)
リブロスタッフのみなさん、文藝春秋のみなさん、いい機会をありがとうございました。
桧山タミ先生へのご依頼について
桧山タミ先生はご高齢ということもあり、積極的に取材をお受けしておられません。電話や連絡先も公開されておりませんので、ご希望の方は、キッチンパラダイスのお問合せメールか、フェイスブックのメッセージからお送り下さい。先生にお伝えいたします。ご家族のご要望で、くれぐれも直接のご連絡をお避けいただきますようお願い申し上げます。