すし桶に素麺を入れてよい?

すし桶は水が漏れない?

すし桶に素麺を浮かべて食卓へ。なんとも涼しげな演出です。うどんでもいいですね。

ですが、やってみると、水がどんどん漏れてきて、テーブルが水浸しになったって方もいるのでは?

でも、お食事処などでは、すし桶に麺を浮かべて出しているところありますよね。あれは、ほとんど専用の「うどん桶」(冷麦桶とかもあります)と言われるもの。木にウレタン加工をしているものや撥水加工をしている桶なのです。そうすることによって水をいれっぱなしにしてもカビませんし、水も漏れないというわけです。また、そのようなうどん桶はすし用には使いません。加工しているので、水分を吸収しないのです。あら、残念。

では手持ちのすし桶では無理なのでしょうか?

すし桶から水が漏れないために?

使えないわけではありません。実際には、ほとんど使えますが漏れるものもたまにあります。いれてみないとわかりません。以前私がもっていたすし桶は、水が下から漏れていたのですが、いま持っているのはそうでもありません。銅タガなのできっちり締めてあるものは比較的漏れにいのではないかと思います。

漏れないためには、水を張って膨張させるのです。水を入れると木が膨張します。30分~1時間くらい、漏れてもいいところでやってください。膨張させると、漏れる隙間がなくなります。最初は漏れても、だんだん漏れなくなるというわけです。

一旦水をいれてしばらくおいて、その後水をだしてよく桶を拭いて、再度水をいれてみてください。意外と漏れなくなったというものが多いはず。それから素麺をいれて食卓へどうぞ。商品によっても違いますし使う年月でも変わるときがあります。初めて使うときは大惨事にならないようにお気をつけて。

すし桶は、キチパラでも2.5合のサイズから良く売れています。食卓の器代わりに使うのもよいですし、おひつ代わりにもなります。いろんな使い方で楽しんでくださいね。