「働く意味って何?」のライブで思ったこと
先日、アーカイブなしのインスタライブ「働く意味って何?」を話してみて、反響の大きさにちょっとびっくりしました。
亡くなった姉のことや姪の話などプライベートな話をしたため、アーカイブを残さず消しましたが、あとから何人もの方からメッセージをいただいたのです。
内容は、私がなぜ働いているのかについてです。
ライブでお話したように、私なりにいろいろ考えてみました。
もちろん稼ぐことも必要ですが、もし一生困らないほどお金をもっていても私はやはりキチパラを続けるでしょう。
有名になりたいとか、人気になりたいとかは不思議とまったくないのです。
自己実現というほど夢があるわけもありません。
姉は病室で忙しそうな私にいいました。
「文は忙しそうでいいじゃない。私も病気がよくなったらすぐに仕事したい。建築士は私の天職なのよ」と。
子育てと家事と自身の仕事でめちゃくちゃ忙しかった姉ですが、もし仮にあの時病気がよくなって退院できていたとしたら、きっと毎朝起きるのが楽しみなほど建築の仕事に励んだと思います。
そしてまた現場で拾ってきた木材を水に浸け、研究し、なりふり構わず大工さんの横で座り込んで作業を見続けていることでしょう。
今日もまた次のことを考えることで経験を積み、どんな失敗を超えていくことで、生きている幸せを感じたと思います。
姉が亡くなった後、なぜ姉はあんなに忙しい現場に帰りたかったのか、そして私はもうからない仕事だとしてもなぜこの仕事が嫌ではないのか。毎日前に進むのかを言葉にできないかと考えてきました。
仕事だけでなく子育ても家事にたいしても同じなのだと思います。
今日もまた何かをする。私のために誰かのために。自分の脳を少しでも働かせて、次の自分へと進む。それが誰かのためになるのかもしれないし、なにかのためになるのかもしれないと思いながら。
そんな感じです。実はまだあんまり言葉にできてませんが。笑)