せいろが焦げる原因は?

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木のせいろを使っていて、だんだん側面や底が焦げてくる人が多いようです。
その原因を考えてみましたのでご参考になさってみてください。

木のせいろが焦げる原因は?

「なぜだかわからないけれど、側面(横)や底を焦げ付かせてしまう」そんなケースがあります。

「ちゃんと使っていたのになぜかしら?」と思いますよね。

実は、「焦げやすい」原因がいくつかあるのです。

①コンロの火や熱気が直接当たる

特にせいろサイズが小さい場合は、側面が焦げやすいケースが多いようです。強火にするときは、せいろが鍋より外にはみ出ていないか、熱気の通り道になっていないかを確認しましょう。弱火だと安心ですが、蒸気が少なすぎるとそれはそれで時間がかかります。

②水が減って鍋全体が高温になる

早く沸かしたいからとお湯をちょっとにすると、鍋のまわりが高温になってしまい、鍋の接点のせいろが焦げやすくなります。中華鍋などは底が丸くなっているため、たくさん沸かせませんので特に気を付けてください。
長時間のお赤飯などはお湯をご準備ください。

③鍋のフチだけが高温になる

中華鍋の側面や、ステンレス鍋の段の部分など、せいろをのせるあたりが高温になることがよくあります。

鍋は、水をいれた部分は(水の沸点の)100℃までゆっくり上昇しますが、強火で一気に沸かすと、水のない上の部分は、先に超高温になってしまいます。試しに沸かしたお湯をかけてみると「ジューッ」となりますね。それです。

ですので、沸かしてすぐにせいろをのせると接点の木が焦げる現象が起こります。

それを避けるためには、お湯を多めに沸かす。内側にお湯をかけたりして全体の温度を下げる、良く底を濡らす、沸かしたお湯を鍋に入れる、などなどの工夫をしてください。サイズが小さめの鍋は特に注意が必要です。

④蒸し板が高温になる

蒸し板を使うとせいろが焦げにくくなり、水をたっぷり入れられて効率的ですが、蒸し板にコンロの火や熱気が当たると高温になりがちです。蒸し板が熱をおびるとせいろが焦げてしまうことがあります。

 

長く上手に使うには、「焦がさない」ことも大切です。
いったん焦げると、焦げやすくなりますので、コツを覚えておきましょう。