木のせいろ:蒸し野菜の手順
木のせいろってどうやって使っていいかわからない!
せいろは憧れるけどどう使うかさっぱりわからないという方とのために、基本的な野菜の蒸し方のコツを解説します。18cmの白木せいろを使いました。
毎回、せいろの身と蓋を濡らします。(新品を下ろすときは水に浸ける作業が必要です)
急激に鍋肌の温度があがるとせいろの底が焦げやすいので、底はよく濡らしてください。
蒸し布も蒸らして、固く絞ってください。
鍋にお湯を多めに沸騰させます。別で沸騰させたものがあると早いですね。
素材は時間差で入れる
沸かしている間に、、、火の通りにくい根菜を並べます。早めに火が通るように一口サイズに小さくしました。イモ類、ごぼう、大根などがあればこの時にいれます。
ここでポイントは、お湯が沸いて蒸気が出てからせいろをのせることです。
8分経って、やっと竹串が通るくらいになれば他の野菜を入れます。ソーセージもいれてみました。豚肉の薄切りや鶏肉、お魚も一緒に蒸してください。鶏肉やお魚はあらかじめ塩をしたり、お酒をふっておきます。火が通りにくいお肉の場合は最初からいれておきます。
さらに、残りの野菜を全部入れてさらにあと約5分蒸します。キャベツ、エリンギ、ブロッコリー等どれも火が通りやすいので、5分で十分だと思いますが、様子をみて時間を変えてください。
蒸し布は絶対必要?
「下に敷くの蒸し布は、クッキングペーパーでもいい?」とよく聞かれます。
蒸気を通せばいいので穴を開けたりしていればよいと思います。ただ、蒸し布のほうがしあがったときに水分がすっかり調整されるので美味しいです。ペーパーだと水が残るので穴がたくさん必要ですね。
蓋はいつ開ける?
コンロからせいろを外して、食卓に持って行き食べる直前まで蓋をしたままがよいです。しばらくおいても温かいまま召し上がれます。冷めてもおいしいです。
下からも蒸気がでているのでお皿の上においてくださいね。
今日は子どもたちが好きそうな、マヨネーズにカレー粉をまぜたもの、オリーブオイルに柚子胡椒の2つのソースです。季節の野菜は塩だけでも十分です。
洗い方は別のブログでご紹介していますが、野菜だけなら蒸し布をしいておけば洗わず乾かすだけでもいいと思います。水に浸ける回数が多いと、壊れたりふやけたりすることもあります。連続で使う場合は可能であれば替えのせいろと交代で使って、休ませながら使うほうが長く持ちます。