ビタミンCが風邪予防、は嘘だった!?

今日、朝日新聞デジタルをみて、びっくり仰天!

ビタミンCは風邪を予防しない ノーベル賞が与えた影響の罪深さ

そんなタイトルが踊っていました。

2012年に過去の研究データをまとめてビタミンCの解析がなされ、結局は風邪予防の効果がなかったとされたのです。

もともと1970年に書かれたノーベル賞受賞者の論文「ビタミンCと風邪」が、ビタミンC神話のもとになったようです。ノーベル賞受賞者の研究ということもあってかビタミンCの効果は当たり前のように全世界に広がることになりました。私たちは子供のころから風邪ひきそうになったら、あるいは風邪をひいたらみかんやリンゴを食べさせられてきましたもんね。

ところが最近になってわかったのは、ほとんどの日本人はすでに必要量の数倍のビタミンCを毎日とっているのだそう。

「うそやん!」

ビタミンCを今まで信用したきた私としては、がっかりです。

逆に、最近の研究ではこんなことも。

ビタミンCでなくビタミンDが風邪予防に効果大

こんどはホントでしょうねー。ちょっとちょっと学者さん。

私たちは学者じゃないから、研究さんがいうことを信用してるんだからお願いしますよ。

しいたけに含まれるビタミンDの驚き

生しいたけ 0.4(µg) 1枚

乾燥しいたけ 12.7(µg)1枚

おっと!書いてびっくり!

生しいたけと乾燥しいたけでビタミンDの違いがありすぎです!!乾燥しいたけ食べたほういいじゃん!!!

そういえば、師匠の桧山タミ先生が、しいたけは食べる前の数時間日光で干しなさいと言っていたっけ。ほかの野菜も干すと体にいいと教えられました。これって科学的なことだったのですね。さすがです。

ちなみにマイタケは4.9(µg)1パック。

きくらげのビタミンDすごい

資料は日経のあるネットページですが、乾燥きくらげは10枚で

85.4(µg)ということは、生しいたけの何年分ですかって感じですね。

紅鮭やしらす、そしてあんこうきも

紅鮭は1切れ 33(µg) しらすは大さじ1で61(µg)なので、効率よさげです。

あんこうのきもは110(µg)(60g)というから、もうこれでサプリ作ったらよさそうでは?

(この間、ググる)

と思ったら、すでにめちゃくちゃ商品化されていました。笑)

卵のビタミンDは?

卵は卵黄だけがすばらしく

生卵の卵黄部分 5.9(µg)1個分の卵 だそう。

同時に必要な2つはこちら

ビタミンDが風邪予防に効くのは、今度はどうやらホントらしいのですが(いまの研究ではね)

同時に、日光浴を15分~30分が必要(厚生省、学会、WHOでそれぞれ時間が違う)

それと7時間以上の睡眠だそうです。

結局どうしたらいいのか?

いかがでしょうか。ビタミンはいつも通り摂取し、ビタミンDはちょと多めに、ゆっくり寝て、太陽のちょっと当たるというのがいいようです。風邪ひきそうになったら紅鮭のおかゆとかよさそう。

もちろんビタミンCは摂る必要がないわけではありません。ビタミンを効率よく摂るために生のジュースが推奨されたり(熱に弱いため)、がん治療の高濃度ビタミンCなどが使用されたりします。ビタミンCはカルシウムの吸収を高めたりもするようです。

なにごとも過信しすぎないってことですね。