琺瑯（ホーロー）容器の選び方
琺瑯（ホーロー)容器は、最近見直されています。私やスタッフも、日々ホーローを使わない日はありません。
特におうち時間が多くなって、驚くほど売れており、野田琺瑯の商品はかなり入荷が遅くなっています。もう数か月待っても入荷しないくらい。
野田琺瑯と100円ショップの琺瑯がどう違うかも改めてご紹介するとして、今回は、どれを揃えていいやら迷ってしまう方のために、実際に野田琺瑯のどの形をどう使っているのかを解説します。
スクエア (真四角）
小さいスクエア 10.6×10.0×H5.4 0.32L
葱やにんにくなどの香味野菜、ごまだれやドレッシング、お漬物などを入れると便利です。出汁なら320ｃｃはいるので、１人分の出汁。私は出汁巻用のかつおだしなど、量がたくさんは要らない時に使います。また、ボウル代わりに下ごしらえした材料を並べるときれいです。
中サイズのスクエア 12.4×12.4×H8.4 0.8L
常備菜や残ったおかずなどで使います。出汁なら４人前です。
大サイズのスクエア 12.4×12.4×H11.8 1.2L
味噌の保存、多めに作る酢漬け。1.2Ｌですので、毎日の水出汁はこれでちょうどいいです。
スクエアは縦長であり素材が空気に触れる部分が少ないと考えると、味噌や梅干しのような長期保存に特に向いています。
レクタングル浅型（浅いバット型）
小さい浅型 20.8×14.5×H4.4 0.8L
衣つけ、下味つけ、少なめのグラタン、ベーコンやハム、魚などの保存、少量ピクルスなど。１回分のプリンなら卵３～４個分ができます。
中サイズの浅型 25.2×18.8×H4.8 1.4L
衣つけ、下味つけ、南蛮漬、プリンやゼリー、レアチーズケーキ、ティラミスなど。オーブンにいれる料理にこれが便利な大きさです。２～３人分のグラタン、フォカッチャなども便利です。
大サイズの浅型 29.0×22.8×H5.7 2.4L
4.5人分のグラタン、鍋の材料、南蛮漬やマリネ、持ちより調理でそのままテーブルへ出すと洗い物が少ない上におしゃれです。ハンバーグ、コロッケ、ミートボールのたねを平たく入れて等分するのも便利です。
レクタングル深型（長方形で深さがある）
小サイズ（Ｓ）の深型 15.4×10.3×H5.7 0.5L
バター200ｇ、常備菜など。五目煮、ポテトサラダ、キャロットラペなどの常備際には便利なサイズです。お弁当箱代わりにもなります。
中サイズ（Ｍ）の深型 18.3×12.5×H6.2 0.85L
もっともよく売れているサイズ。おかず全般、カレー３人前、肉の下ごしらえ、豆腐１丁。２～３人分のご家庭までなら、下ごしらえした肉や鶏、野菜の保存にはちょうどいいです。
大サイズ（Ｌ）の深型 22.8×15.5×H6.8 1.5L
おおめの煮物、カレー、シチューなどの作り置き、下ごしらえした野菜の冷蔵保蔵など。残ったおかずをそのまま火にかけて温めたりできます。下ごしらえした鶏や豚肉などをそのまま直火にも。
特大サイズ（ＬＬ）の深型 25.5×16.0×H12.0 3.2L
米2キロ、味噌３キロなどの保存、糠漬け、梅、果物酒など。筍をそのまま直火にかけてあく抜きなども。
持ち手付ストッカー丸型
持ち手付ストッカー（Ｓ） 18.0×13.5×H12.3 1.0L
煮物、汁物、水出汁など、そのまま温めることができる。少し小さ目の1.0Ｌ。３人分くらいの出汁ならこちらです。
持ち手付ストッカー（Ｌ）20.0×15.8×H10.5 1.5L
こちらも煮物、汁物、水出汁など、そのまま温めることができる。４人以上ならこちらがおすすめ。いつも直火にかける方は取っ手があるものがいいですね。
持ち手付ストッカー角型Ｌ
持ち手付ストッカー角型Ｌ 16.7×12.4×H11.8 1.2L
丸型同様煮物や汁物の保存に。角型なので場所をとりません。味噌なら１キロ、だし６人前です。四角で収納しやすいので塩や砂糖、小麦粉などのストッカーとして使うと便利です。取っ手付きに棚から取り出しやいです。
よく使うものから少しづつ揃えていくといいですね。
私は、毎日いりこだしをとるので、持ち手付ストッカーは必ず使います。冷蔵庫から片手で出せるので便利です。
常備菜にはレクタングル深型Ｓを3つほど使っています。
一番多いのは、レクタングル深型Ｌサイズで、5つを持っています。ちょっと大きいと思われるかもしれませんが、忙しいので作り置きがたくさん必要なのです。蒸し鶏、がめ煮、手羽元の甘辛煮、サラダなども冷蔵庫に重ねていれてます。
レクタングル浅型もそれぞれ使っています。一番使うのはＭサイズですね。お魚の下ごしらえ、焼く前のハンバーグを並べて冷蔵したりしてます。夕食用のハンバーグなら６個くらい並べられます。