ヤバイお兄さんとお堅い会社員
今朝、ローソンのドアの前で、ちょっと怖そうなお兄さんとドアを開けるタイミングがかぶってしまいました。上向き加減なその人は、絵に描いたようなわかりやすいコワモテで、紫のボンタン(膨らんでる作業用ズボン)に迷彩っぽい上着、サングラスに茶色のボサボサの髪。迷彩柄は作業着らしく、扇風機みたいなのが後ろにめり込んでます。私は思わず手で「どうぞ」として道をゆずりました。
すると、お兄さんは開けたドアを押さえて、手で「どうぞ」返しをしたのです!
その紳士な振る舞いに、わたしはペコペコしながらローソンにはいることになったのでした。
先日も、台風がくる前夜にもそういうことがありまして。
店のシャッターをしめた後に、シャッターが壊れないように、重いセメント(ポール立てみたいなの)を持ち上げてシャッターの前に運ぼうとしていたその時。
店の前を歩いていたお堅そうなスーツ姿の会社員(たぶんね)の方が近寄ってきて、
「はいはい、重いでしょう」とそのセメントを持ち上げて運んでくれたのです。
「えーありがとうございます!!」とおじぎをすると、「台風準備大変ですね」とだけいって、そのまま去って行かれました。
とっさの時、反射的に体が動く人って、ほんとかっこいい。
見かけによる先入観ほど邪魔なものはないなあ。ヤバイどころかかっこいい。