銅の玉子焼器に関するQ&A

銅の玉子焼器を使いはじめたお客様から「驚くほど美味しくなりました!」「主人から毎日作ってと言われます。」などなど多くの感想をいただきます。

使ってみたいけど使い方が難しいと思うという方、また使ったけどうまくいかないという方のために、これまで質問いただいたことと答えをまとめました。ご参考になさってください。

Q:くっつきやすいのですが

A:汚れをおとして、油ならしをもう一度なさってください。また、卵液はジューッというくらいに温めてから流しいれたほうがくっつきません。菜箸で卵液を落としてみて、菜箸のほうにくっつけばOKです。

Q:玉子が焦げます

A:温度が高すぎるかもしれません。またお砂糖やみりんが多かったり、卵と調味液がよく混ざってないと焦げやすくなります。半熟のままどんどん巻いてください。最後はちゃんと中まで火が通ります。

 

Q:キチパラ以外で買ったのですが、くっつきますし焦げつきます

A:くっつくのは油ならしがうまくいっていないだけですが、汚れがつきっぱなしできちんと掃除されてない状態かもしれません。重曹で一度掃除するか、お湯でふやかした状態で汚れをとり、乾かしてあらためて油ならしをしてみてください。

また、玉子焼器は軽量ではないですか?厚みが薄すぎると多少焦げやすいです。

Q:キチパラ以外で買ったのですが、取っ手が焦げてガタガタします。交換できますか?

A:キチパラの玉子焼器は取っ手を取り付けるタイプですので交換可能ですが、最初から一体になっている玉子焼器は交換できません。
取っ手は数百円で販売しており、オンラインでも購入可能です。
購入されたメーカーにお聞きになってみてください。

Q:汚れが銅磨きでは取れないほどひどくなりました。どうすればいいですか?

A:以前のブログで解説しましたのでご覧く「銅の玉子焼器の磨き方」をご覧ください。

Q:卵のふくらみが足りない気がする

弱火で時間をかけるとあまり膨らまず、強火で一気に焼くとよく膨らみます。だいたい2~3分で仕上げるとうまくいくことが多いようです。

Q:強火にすると焦げませんか?

卵液を流しこむ瞬間は強火でジューッというくらい熱くしたほうがいいのですが、外側だけ巻きやすければ(巻く)内側は半熟でどんどん巻いていいです。
巻くときは少し火から離しておくと焦げません。遠火と近火をうまくつかって巻いてください。

Q:毎回ジューッというくらいの温度で流し込むんですか?

そうです。毎回、卵が沸騰するくらいの温度で巻いてください。そのほうが巻きやすくふっくら仕上がります。
ただ、強火にすると表面の錫が溶けやすいので、微妙な温度に慣れる必要はあります。

Q:スズの表面に傷がつきますが

錫はとても柔らかいので傷がつきやすいです。巻くときに便利はステンレスヘラでもカチャカチャさせるとすぐに傷がつきます。
錫には触れないように巻いてください。そのためには油をよくなじませる必要があります。決してヘラで卵をこそがないでください。