基本的な銅なべの取り扱い方


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美味しくできるとは聞いたことがあるけれど、銅なべって取扱い方が難しいそうと思われるようです。
実は慣れたら簡単です。コツをつかんでぜひ銅なべに挑戦してください。

銅なべの洗い方

汚れが少なければスポンジを使って水で洗ってください。鍋は中性洗剤を使っていただいてOKです。銅の玉子焼器など表面に油をなじませたい場合に限り、内側は洗剤を使わずお湯だけで洗って下さい。

汚れがある場合は熱湯でふやかしてからのほうが汚れがとれやすいです。内側がスズ引きの時は、キズが付きやすいので、金属タワシで洗わないでください。

またお湯で洗ったり、ガス火で少し温めると余熱で水分をとばしてくれるので水気が残りません。

銅が変色したら

色が変わっただけなら、塩と酢を混ぜたもので拭くと元に戻ります。梅干しの紫蘇でもよいと思います。

専用の銅磨きも販売されています。
変色だけでなく銅にススのようなものが黒く付着していたら、#800くらいの細かな不織布研磨材というシート状の磨きパットに銅磨き粉をつけて磨くとよく取れます。

強く磨きすぎると傷がつきますのでお気を付けください。一定方向にや優しくこするとうまくいきます。「ブリロ」のような髪の毛よりも細かい金属タワシで磨く場合もあります。普通の金タワシでは必ず傷がつきますので、目立たないところで試してからご使用ください。
キッチンパラダイスは、工業用不織布研磨剤(#800)、ブリロも販売しています。「銅鍋の磨き方」のブログをご覧ください。

長時間使わない場合は

湿気が少ない場所に保管している場合は緑青が気になりませんが、少しでもでるようなら新聞紙でくるんで湿気が付かないようにするのがベストです。布で巻いてもいいでしょう。緑青は現在では害がないと言われていますが、もしでたら、早めに洗って落としてガス火でまた乾かしてください。