木のまな板へのステップ

木のまな板ってなんでいいの?そう思っている方は多いでしょう。
木はかびる、黒ずむ、重いとデメリットばかりが気になりますが、実はそれ以上にメリットがたくさんあります。
おしらせ:木のまな板の素材によっての違いを12/7(月)22:00~キチパラインスタライブで解説します(アーカイブは12/14まで)

木のまな板のメリット

①抗菌作用があり、汚れを取って乾かせば自然の殺菌力がある

②刃あたりが良いおかげで、包丁は長持ち、肩や腰への負担も少ない

③木が水分を調整して、切りながら表面の水分を吸収

④お刺身やお肉など、素材をとらえるので滑らず切りやすい

⑤そして、なんといっても切る時の音が優しい

と、ここまで書いても、やっぱり「重いのはイヤ」と思いますよね。

昔のイメージだと木のまな板は大きいサイズのものばかりな気がしますが、小さめのものも結構あります。
薄いものもあります。ただし薄いものは反りやすいのでちょっと気を付ける必要はありますけど。

自在道具の小さめのいちょうのまな板なんて、結構おすすめです。

木のまな板ビギナーズの方でも、普段大きい木のまな板を使い慣れている方も、小さめの木のまな板はおそらくとても頻繁に使っていただける道具になると思います。

こちらのウッドペッカーというメーカーにも小さいサイズがあります。ウッドペッカーは手作りのまな板です。

 

木の素材によってどう違う?

これまで、いちょう、ひば、檜、柳、桐、オリーブなどのまな板を使ってきました。
オリーブはパン切にはよいですが普段用のまな板にはやや固すぎる。
桐はちょっと柔らかすぎで、柳は良いけど価格が高い。
檜は一番一般的で使いやすい。ヒバは軽くてかびにくくて良いですね。少し香りが強いです。
いちょうもなかなか良いです。

木のまな板にはそれぞれ特徴はありますし、まな板に向かない木材もありますが、結局は使い方を知るというのが使いこなす近道ではありますね。