鉄のフライパン、再生する

汚れがこびりついた鉄のフライパンはどうしたら再生できるのか。

20分くらいでできます。

こんな風に、とくに側面に汚れが付きますね。フライパン、中華鍋もそうでしょう。再生していきましょう。

側面は油をよくなじませないので、調味料や脂分が残りやすいのです。

まず空焚きして、不要に付着したものを炭化させます。強火で。白煙がでるので換気扇をまわしてください。

新聞紙を広げた上に置いてください。炭化カスが飛び散りますから。
濡れ布きんでは手が熱くなるので、乾いた布きんでフライパンを持って、スクレーパーで削ります。

(スクレーパーは工具用で100円でホームセンターで購入したもの)
この日は10分で、こんなにたくさんの炭化カスが……。

この後、クレンザーと細かい金だわしでこするか、最後は紙やすりで根気よく擦ると、新品のようにきれいになります。
今回は、どちらも無くって、12個入り188円で買ったこちら(極細の洗剤付金タワシ;例・ブリロ)で表面を滑らかにしました。

仕上げは一度洗って油ならし。側面は油がなじみにくいので、新聞紙のきれっぱしでごしごし。
新聞紙は汚れが気になる方は、キッチンペーパーで。実は布のほうがベストです。

あとはお湯で洗って、ガス火で乾かすだけ。

完成です。20分なので完璧ではありませんが、凹凸の汚れが取れ、熱効率はかなりよくなったはずです。

キッチンペーパーで拭いてみました。なたね油の汚れしか付きませんので、これで十分です。

1年に一度でも、気になる人は2~3カ月に一度でも。
ここまでやっておけば、新品同様にきれいに再生するとしても、1時間かからないと思います。