「なみじゅうは砥げますか?」について

「なみじゅうってとげるんですか?」の答え

よく聞かれます。

答えはNOであり、ちょっとYESです。

わかりにくいですが。

パン切やペティのギザギザを研ぐのは難しいというのはおわかりだと思います。

しかし、「砥ぐ」とは言わずとも、「切れ味をすこしもどす」ことはできるのです。

ですが簡易シャープーで砥ぐわけではありません。逆にそういうので一度でも砥ぐと、波刃を削ってしまうので逆に良さを削ってしまいます。

一般的には砥石を使いますが、なければお茶碗や湯呑の裏でもできます。

まず、気を付けながら刃の裏側の側面(Kitchen Paradiseのマークがついているほう)を触ってください。

左が裏側。刃が平ら。

右が表。刃がアーチ。

左のネームがはいっているほうを気を付けて触ってください。

触り方は背から歯に向けて(逆だと手が切れるから注意注意!!)触ります。

金属がめくれた箇所(バリ)ができています。

このバリを砥石やお茶碗で、平らになるまで砥ぎます。一方方向に砥ぐほうがいいでしょう。

こちらの片面だけ砥ぎ、反対の面は砥がないでください。

ときどき触ってみると、だんだんバリがなくなってきます。

無くなったら、刃の両面を新聞紙などにこすりつけてください。

あとはお湯で洗って拭いてください。おわりです。

目に見えない金属片がしばらく残るので、すぐにトマトを切ったりすると苦いときあるので注意。

ではあらためて切りましょう。

だいぶ切れ味が戻るはずです。

最終的には波刃のアーチがなくなってきたら買い替え時です。

お茶碗やなみじゅうに傷が入りますので試しながら砥いでくださいね。