2合のご飯が炊ける一番小さな鍋は?

シャスールの16cmをおすすめしたところ、「何合まで炊けますか?」との問い合わせが多くあり。
メーカーでは「1合」となっていますが、実はこういう場合は、0.5合~1合は多く炊ける場合が多いのです。
ただ、炊き方を知って入れば、、、なので、今日はまかないの「とうもろこしごはん」で実験してみます。

水はだいだい1.1倍くらいまで

お米の種類にもよりますし、新米かどうかでも違いますが、2合に今回は1.1倍の400ccの水を入れました
お米と水は冷蔵庫で冷やしておきましたよ。美味しくなるので。

とうもろこし1個分を削いで、芯もそのままイン。まずは蓋をして5分くらい火にかけます。

沸騰する直前に蓋をあけておく

ふきこぼれるタイミングに蓋をあけて蒸気を逃がしておけば、吹きこぼれをまぬがれます。
8分くらいでこのくらいに!あぶないあぶない。こぼれそうならすこし弱火に。
(ほんとは10分くらいかけるのがベターとはされてます)

少し落ち着いたら、この時点ではまだ強めの中火のほうがいいです。
こぼれるタイミングでなければ蓋をしめても大丈夫

カニ穴があくをまつ

強めの火で沸騰させておくと「カニ穴」がぽつぽつとあいてきます。
単なる沸騰ではなく、水分が少なくなってきたころに「蒸気がご飯の中をとおってくる」時に空気穴ができるのです。おいしいご飯になる合図です。

水分が減ってきたら蓋をする

まだ中強火です。そのまま2~3分するとパチパチという音がしてきます。この時点でちょっと踏ん張るとよい感じの焦げがうっすらつきます。焦げが嫌なら音を合図に弱火にします。

弱火にして10分まつ

弱火とひとことでいっても強い弱火と、とろ火に近い弱火があります。鋳物ホーロー鍋のように分厚い鍋なら鍋が適当に調節してくれますが、薄い鍋ならとろ火だと温度が落ちすぎるかもしれませんね。

火を止めて10分蒸す

鋳物ホーロー鍋のメーカーは「蒸らし時間は15分」」とありますが、10分でもOKです。15分~20分蒸らしても問題ありません。それ以上すると水っぽくなるのでおきをつけて。

できあがり

シャスール16cmは容量が「1.4L」でギリギリなのですが、ストウブは1.2L、ルクルーゼは1.3Lだそうです。
200ccも少なかったらさすがにとうもろこしは炊けないかもしれませんね。

すぐ混ぜましょう

鍋の中で混ぜてもいいのですが、なんせ小さいのでとうもろこしがこぼれそうです。
それに鉄は保存には向いていませんので、可能であればおひつかすし桶がベター。

以上です。甘くて美味しかったです。

シャスールのいまだけ割。数を増やして販売中です。だいぶ減ってきましたのでおはやめに。こちら→

「2合のご飯が炊ける一番小さな鍋は?」の答え

1.4Lのお鍋なら白ご飯はもちろん、炊きこみもいけそうですってことになりました。ただし、炊きっぱなしはふきこぼれますが。