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すし桶はずっと使える一生モノ。大切に使い続けて受け継いでいただきたい道具です。
すし桶に入れた酢飯は水分が調節され美味しくなります。ご飯を熱いままガラスやステンレスのボウルに入れてしまうと水分もこもってべちょっとなり、うちわであおいでも温度が下がりにくく、酢飯がいたみやすくなります。冷めても美味しく食べられるのも、木のすし桶の特徴です。専用の木蓋があれば、おにぎりやパンも入れられ、おいしく保存できます。
酢飯の保存、は濡れ布巾(さらし)をかけていただくとご飯が乾かずよいのですが、蓋を購入していただくとおひつのような使い方もできて便利です。
木曽さわらは高樹齢の木材があるだけでなく他の産地にはない赤身があり、耐酸性、耐水性に富んでいます。すし桶にはぴったりの素材です。強い香りがしないのも酢飯に向いています。こちらのすし桶は厚みが約13mmと大変丈夫に作られており、長くお使いいただける逸品です。
一般的に量産されている桶は「パフ仕上げ」と言って木目に研磨するため木の表面を荒らし、ツヤがなくなります。この江戸びつは木肌をいかして耐水性をあげる伝統的な技法「カンナ仕上げ」を行っていますので、手間はかかりますが、木肌がまったく違いツヤがあります。
購入して初めて使う時には、米のとぎ汁をいれて3時間ほどおいてからぬるま湯できれいに洗ってから日陰干ししてください。アク抜き・匂い抜きができます。また毎回使う前に濡れふきんでふくと、汚れにくく、くっつきにくいです。少々木の匂いがあってもこのアク抜きをすることでだいぶおさまります。またつかっていくうちに木の特有な匂いはおさまりますのでご安心ください。
*使用前は内側を濡れ布巾で吹き上げてください。
*使用後は洗剤は使わずタワシだけで洗います。汚れがきになるときは粉状のクレンザーか塩で洗います。タガはクレンザーが使えます。
*風通しのよいところで日陰干ししてください。日光を直接あてると木が縮みタガは外れることがあります。急激な温度変化はタガの外れ、木の割れ、反りの原因になります。
*直接空気に触れさせないように、紙か綿布巾でくるんで保管ください。
*説明書を同封しますので参考になさってください。
*専用のすし蓋は3740円です。
●すし桶の取り扱いについてはブログカテゴリー
「すし桶・おひつ・まげわっぱ」
をごらんください。