この山田工業所の鉄製打出中華鍋は板厚1.6mm、最初の空焚不要の中華鍋です。 こちらはＩＨでも使えるように底が平らになっていますので安定感があります。

（写真は底が丸いガス用のものもありますが、実際は底の中央部の部分が平らです）

この山田工業所の中華鍋は鉄板を5000回以上も叩いて成形する「打出し」技術により、通常よりも薄く油がなじみやすいように作られています。私たちスタッフも20年近く活用していて、とても使いやすいと実感しています。

中華鍋は炒め物はもちろん、揚げ物、焼き物、煮物や蒸し物ほか、麺類や野菜を茹でるといった「鍋」としてもお使いいただける万能鍋です。カレーのスパイスはあおりながらまんべんなく炒められますし、お肉を焼くと焼き目がきれいに美味しく仕上がります。ガスコンロだけに使える底が丸い形状の中華鍋と比べると底が平らなので普通のフライパンに近い使い方ができ、お肉や野菜のグリルなどにも便利です。

山田工業所の鉄製には1.2mmと1.6mmがあります。ちょっと重みを感じる1.6 mmは蓄熱性が高く、旨みを閉じ込めるのも得意です。温度が一定になるため、揚げ物もカラッと揚がり、お肉や野菜を焼いても焦げるのが少なくなります。

■家庭用錆止め無し特注品について

この商品は特別に錆止め材をコーティングしていないので、使い始めの面倒な「焼切り」作業が不要となっております。これまでの山田工業所の中華鍋はプロの調理場の強火で、コーティング剤を焼き切ってから使用していました。ご家庭でするとなると30分～1時間ほどの時間がかかってしまいますし、新しいガスコンロの温度制御機能では火が止まってしまい、うまく錆止め材を焼き切ることができないため、キチパラでは錆止材を施さないものを販売しています。焼き切りが必要な中華鍋は卓上コンロでなさったほうがいいかもしれません。 (*錆止めがないので、輸送中に少しの錆が出る可能性もあります。火にかけて油ならしをすれば全く問題ありませんのでご了承のうえ、ご購入ください。)

■底の形状違いについて：ガス用とガス・IH用があります。ガス用は底が丸く、ガスIH兼用は底が平らになっています。

■お手入れについて：長年使っていただくと汚れがこびりついたりすることがありますがご安心ください。分かりやすい説明書をお付けします。
キチパラでは鉄の再生についてもご説明していますので、ぜひスタッフにお気軽におたずねください。

■ご注意！！必ずお読みください↓↓↓

IHでご使用の場合には必ず中火以下でご使用ください。また熱いフライパンは冷たい水に浸けるのもおやめください。
「IH使用可能」とはありますが、パワーが強い新機種や、急激に高温にした場合にまれに底面が変形した例がございます。できる限り急な温度変化を避け、中火以下で使っていただけますようお願いいたします。変形した際の保証はおこなっておりません。

●中華鍋については、ブログのカテゴリー 「中華鍋」 をごらんください。油慣らしの方法などを解説しています。