日本の美意識が息づく、特別な桐箱

― お米を「しまう」から「魅せる」へ ―

2025年10月31日までご予約受付中。ご予約順に製作し、完成までに1〜2ヶ月ほどお時間をいただきます。お早めのご予約で、早くお届けが可能です。

◆日本産桐だけで作る、特別な保存箱

この桐箱は、お米をただ保管するだけでなく、美しく、大切に「飾る」ための箱です。使われているのは、非常に希少な純国産の桐材。その木目、質感、性能は、海外産の桐材とは一線を画します。

一般的な桐箱の多くは、中国などからの輸入材や工場製品を使用していますが、この商品は違います。
桐の仕入れ、製材、乾燥、仕上げまですべてを自社で一貫生産。

自然素材の蜜蝋仕上げで、化学薬品も一切使用していません。

◆桐という素材の、確かな魅力

桐は古来より、日本の風土に最適な木材として重宝されてきました。
調湿性に優れ、湿気から中身を守る
抗菌・防虫性があり、長期保存に最適
火に強く、防火性も備えている
たとえば、着物箪笥や火鉢、金庫の内装にまで使われてきたほど。湿度が高く、四季の変化が厳しい日本で、桐はまさに生活を守る木材なのです。

◆なぜ国産桐にこだわるのか

日本の四季の中で育った桐は木目が美しく調湿力にも優れます。しかし、すぐに使える状態で手に入るわけではありません。
原木を仕入れたあと数年単位でアク抜き・自然乾燥を行い、使い頃を見極めてから丁寧に製作。だからこそ、口に入るお米を安心して保管できる、化学物質ゼロの桐箱が完成します。

◆この桐箱が特別な理由

・天然の美しい木目
　　1枚板から削り出すため木目が繋がり見た目にも美しく仕上がります。
・密閉性の高さ
　　蓋はどの向きでもぴったり閉まるよう、職人が微調整を繰り返します。
・手に馴染む曲面デザイン
　　わずかなカーブを持たせ、持ち上げやすく、使い心地も快適です。
・薬品不使用の安全性
　　洗えない桐だからこそ、消毒剤を使わず、手間をかけて丁寧に処理。

◆私たちも実際に１年ほど使っています！

「初めて見たとき、木肌の美しさと精巧なデザインに感動しました。
開け閉めの気持ち良さも格別で、1年ほど使っていますが、色はまだそんなに経年はありません。グッと空間がおしゃれになりました！店主田中文」

◆お手入れとご使用上の注意

・直射日光は避けてください。
　　強い日差しは桐を乾燥させ、ひび割れや変形の原因となります。
・水洗いは厳禁です。
　　桐は水分に弱く、シミや変形、割れの原因になります。
　　お手入れは、乾いた布で拭き、日陰で自然乾燥をしてください。

◆経年変化も楽しみのひとつ

　桐は時間とともに、やわらかく美しい飴色に変化していきます。これは天然素材ならではの魅力。あなただけの風合いに育っていきます。