【限定販売】馬毛の裏ごし
馬毛の裏ごし限定販売 完売しました8/8
10年ほど前から本物の馬毛の入荷が徐々に厳しくなり、国内で馬毛製品を作るのが困難になってきました。海外からの馬毛の入荷も途絶え、長年作ってきた製作会社が馬毛の裏ごし生産を断念したため、私たちが最後の在庫を販売することになりました。
上の写真は60年以上使っていた桧山タミ先生の漉し器です。白和え、ずんだもち、栗きんとんなど様々な料理をこの漉し器を使って教えていただきました。キッチンパラダイスでは馬毛に関するお問い合わせが多く、ほうぼうにお尋ねしたところ、在庫をお持ちの会社があることが分かり、送っていただくことにしたのです。
サイズは3種類
さまざまなものが値上がりする前の価格ですので、高くはありません。
いわゆる道具店のブランドではありませんが、京都で販売されている商品と遜色ない使い商品です。
それぞれ2023/8/31、もしくはなくなり次第終了です。
①直径18cm …使ってみたい!お試しサイズ
6160円(税込) 18cm径×H7.8cm
②直径21cm …お菓子などにも気軽に使えるサイズ
6600円(税込) 21cm径×H7.8cm
③直径24cm …使いやすい万能サイズ
8580円(税込) 24cm径×H7.8cm
馬毛の裏ごしの良さとは
天然の桧を曲げて作った木枠に、本物の馬毛を編んで、それを張って手作りで丁寧に作られています。
馬毛は強度があり弾力性があるので、食材を滑らかに通します。芋やカボチャなどの熱い食材を漉しても伸びすぎることはありません。食材が温かい時に漉すとスピーディに漉せます。
馬毛で作った白あえや栗きんとん、豆、卵など、おどろくほど口当たりがよく、舌の上でとろけるようにふわっと仕上がります。
また、天然の馬毛は一本一本キューティクルがあり、素材をの粒子を細かくし、イモの繊維なども上手に取り除いてくれます。ですから、ステンレスのように目詰まりがしにくく、素材に金気をうつしません。
「手間をかけてでもたまには味わいたい」そんな道具です。馬毛で漉した栗きんとんを食べたいから、お正月は必ず子供たちとおせちに作っています。
作り続けた古くからの職人さんの腕が勝負なので、この技術が無くなってしまうのはとても残念なことです。
馬毛の裏ごしの使い方
馬毛をピンを張って漉すために、逆さにして馬毛部分を少し水に浸してから使います。
使い方、洗い方にも少しだけ特長があります。
桧山タミ先生から習ったことも踏まえて、お買い求めになった時に説明書をお渡しいたします。
ご購入は上の各サイズをクリックしていただくか、こちらの一覧からどうぞ。