せいろのサイズを決める

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せいろのサイズで迷う

キッチンパラダイスには18cm、21cm、24cm、27cm、30cmのせいろがあります。

一番多いのは普段使いのせいろを選ぶときに、18cmと21cmで迷ったり、21cmと24cmで迷ったりする方が多いようです。

「家族は4人なんですが」「一人暮らし用サイズは?」
「野菜を副菜で蒸すときは?」「肉まんなら何個入りますか」
「レンジのかわりにご飯温めるなら」「おこわは3合炊けるのは」

といったご質問を毎日のように聞かれます。

上の野菜の写真は、お昼ご飯の2人分の野菜蒸しで、21cmの白木せいろです。メインディッシュとして野菜蒸しをするなら、もっとたくさん詰めることもできます。1人分や2人分には21cmがあると小回りがきいて便利です。

肉まんと焼売をならべてみた

小さめの肉まん(直径約8cm)と焼売(直径3cm)を並べてみます。

直径18cm

~一人暮らし用や冷ご飯温め用~

肉まんなら2個、小さい焼売ならがんばれば15個~16個蒸せます。野菜蒸しは1人分か2人分。今日は蒸し料理だけという日は18cmに豚肉や鶏肉、ソーセージやベーコンなどもいれて蒸せばちょうど1人前です。
主菜が別にある時は、2~3人分の野菜を蒸せます。お弁当や夕食の下ごしらえにも便利。1合のご飯の温め直しにも。ご飯蒸しとおかず蒸しの2段で揃える方も多いです。

ただし、小さいせいろは大きいせいろよりやや壊れやすいです。木の厚みがうすくなってしまうからです。
直射日光なので急激に乾かさないことが大切です。

直径21cm

~一番人気のスターターサイズ~

肉まんなら3個、焼売なら19個~20個蒸せます。
人参1本、じゃがいも2個、ブロッコリー1/2房が入いる大きさです。
ご家族が2~3人ほどで、とりあえず使ってみたいという方にはおおすめのスターターサイズです。
下ごしらえにも良いサイズでしょう。

直径24cm

~ご家族4人からの野菜蒸しとおこわに~

肉まんなら4個、焼売なら28個~30個蒸せます。
21cmの次に人気のサイズで、3~4人分の野菜蒸しができます。人参1本、じゃがいも2~3個、ブロッコリー1/2房、キャベツ、しめじ、玉ねぎなどが入る大きさです。
よく食べる2人のお子さんがいるスタッフは24cmの2段で焼売を大量に蒸すそうです。
小回りはきかない大きさですが、おこわ、お赤飯2合など余裕で作ることができます(3合はちょっと時間がかかります)

直径27cm

~よく食べる、来客多い、お赤飯やおこわに~

肉まんなら5個、焼売なら32個~33個蒸せます。4~5人家族で、いっきに蒸したいときはこの大きさを。
さつまいもやとうもろこしをまるごと数本を蒸したり、茶わん蒸しなども作るならこの27cmは便利。
お皿に魚をいれて酒蒸しにしたり、焼売や肉まんを一度にたくさん作ったり、来客用まで考えるとこの大きさは重宝します。
小回りはきかない大きさですが、おこわ、お赤飯3合は作ることができます。(4合は時間がかかります)

直径30cm

~お皿でそのまま、茶わん蒸し、来客にも~

肉まんなら6個、焼売なら40個は蒸せます。とにかくたくさん作るという方が2個目のセイロとして買われます。一昔前は、せいろといえばこの大きさが主流でした。大家族なら普段使いでしょうが、3~4人なら来客用ということになります。おこわ、お赤飯4合は作ることができます。手作り肉まんなどを作る時はまとめて6個ぐらいできあがると便利です。

洗い替えをもつ

いかがでしょう。決まりになりましたか?

ちなみに、2人家族のスタッフは18cmと24cm。4人家族のスタッフは24cmが普段使いのようです。

私は全サイズを使い分けていますが、来客は27cm、3人までなら21cmです。

毎日ご飯のあたためるのに24cmが大きすぎるという方は18cmか21cmを1台おもちになったほうがいいと思います。

迷いますが、ひとまずは、「よく使うサイズ」から購入されてみてはいかがでしょう。

そして、慣れてきたら、ぜひ洗い替えをもつことをおすすめします。

木の製品は、毎日使うとかびやすかったり、壊れやすかったりしますが、数台を交代で使うと10年以上持つ場合がほとんどです。ぜひ使いなれて長くご活用ください。