すり鉢はもっておいたほうがいい理由

2/1(月)にRKBテレビの「タダイマ」にリモートで出させていただき、すり鉢を紹介しました。アナウンサーの辻さんが一生懸命すり鉢でする様子です。(画像悪くてすいません)

このところおうち時間を充実させるため、時短道具や調理家電などが人気ではありますが、一方でホンモノのよい道具を丁寧に使って、より豊かな食卓を満喫したいという方も多くかなり増えてきました。道具の使い方に関するご質問も多いです。

多くは、鉄のフライパン、せいろ、おひつ、木のザル、そして、すり鉢です。

最近は、若い方もすり鉢の良さを見直してくださっているのがうれしい限りです。

そこで、すり鉢って何がいいのか、まとめてみたいと思います。

すり鉢は、すりつぶしながら混ぜるから風味が違う

よくフードプロセッサーとの違いをきかれますが、プロセッサーは「素材を切る」道具であり、すり鉢は「素材をすりつぶしながら混ぜる」道具。実は全く違う道具なのです。

すりつぶすと、風味が豊かになり、少なくてもまんべんなく混ぜ合わせできます。口当たりもまろやかです。

ゴマを摺ると香りがたってますます美味しくなります。

みそを擦ると口当たりなめらかになり、みそならではの香りも存分に楽しめます。

例えば、味噌汁をちょっとひと手間。すり鉢で豆味噌を摺ってから少しづつだし汁を加えて鍋に戻しいれます。少ない味噌でもとても香り豊かで驚きます。

ごまをする白和えや胡麻和え以外にも、がんもどき、柚子胡椒にもすり鉢なしにはできません。また、いりこを摺って味噌を混ぜてすり合わせて作る味噌玉、胡麻を摺って調味料をいれたゴマダレや冷やし中華にもよいですね。とろろご飯も、ふんわりできてとても美味しくなります。

すり鉢の擦り方

すり鉢が滑らないようにぬれぶきんを下に敷くとよいです。シリコンが底についている場合は不要です。
利き手ですりこ木の真ん中あたりを持ち、反対の手はすりこ木の上部を軽くもちます。その反対の手のほうを軸にして、利き手でくるくる回して摺る感じです。どちらも軽くもつほうがいいでしょう。

しゃもじなどがあると、摺ったものを集めたりできますね。

すり鉢を子供たちに受け継いでいきませんか

子どもの頃の食卓の記憶はあとあとになってもよく覚えています。おうちで作る料理、台所の音や匂い、それが知らないうちに成長や情緒を育てるのに関係しているのだという専門家もいます。

小さいお子さんがいらっしゃるご家庭は、すり鉢をお子さんと一緒にお使いいただきそんな記憶を受け継いでいただきたいなぁと思います。

子供たちはすり鉢作業はとっても好きですよ。

すり鉢はスポンジで洗わない?

すり鉢を洗うときは、タワシをお使いください。ほとんどがタワシだけでOKですが、汚れがつまって取れにくい時は、歯ブラシでや、爪楊枝をゴムで束ねて汚れ落としにするとスルスルと取れます。