木のせいろの使い方 ~使い初め~

木のせいろの使い初め

〇買ったせいろはまず水に浸します。必要なら「から蒸し」を

新品のせいろは、少しのあいだ水に浸け、水分を拭いて日陰で1日しっかり乾かしてから使うと強度が増します。新しいまま使ってしまうと、木が収縮して壊れることがあるので気をつけましょう。
例えば(当店で取り扱いの)白木のせいろの場合は10分くらいでよいのですが、(安価な)杉のせいろはやや弱いので、さっと浸ける程度がいいでしょう。檜のせいろなどの木の匂いを飛ばす場合は、いったん15分ほど「から蒸し」してください。から蒸しは、素材を入れずに蒸すことです。

〇毎回使う前にはさっと濡らします

毎回使う前にさっと濡らすと、汚れが付きにくく壊れにくくなります。
長年使っているものは濡らず使っても、そうそう壊れない場合も多いのですが、まだ使い始めてまもないセイロは特に、必ず濡らしてから使ってください。

ときどき買ってまもないせいろが割れたというお客様がおられます。これは濡らし方が足りないと思われます。まだ慣れてないせいろでいきなり長時間蒸すと割れることもあります。初回は15分程度までにしたほうがいいように思います。

〇お湯はたっぷり沸かす

鍋にはたっぷり7~8割のお湯量を沸かしてから蒸します。少なすぎると、鍋やセイロが焦げやすくなります。
また、途中で水が少なくなったら、必ず沸騰したお湯を継ぎ足さなくてはいけません。長時間蒸す時は、予備のお湯を用意してください。たっぷり蒸気がでてきてからせいろをのせてください。

〇素材はくっつかないためには

お皿にのせてからセイロにいれる場合はよいですが、野菜なら直接せいろに入れてもかまいません。匂いがつきそうな場合は、底に敷ものになるものをおくと、汚れにくく素材がくっつきにくいです。

蒸し布、クッキングペーパー(必ず穴をたくさんあけてください)や、キャベツ、レタスなどの葉物でもいいです。葉物野菜を敷きものにすると一緒に食べれるので一石二鳥です。蒸し布は濡らしてよく絞ってから敷いてください。水分調節ができるのでせいろにはおすすめです。

蒸し布でくるんで蒸すおこわやお赤飯など以外は、底の直径よりちょっと大きめくらいの蒸し布で結構です。
大きすぎてガスの火にかからないように注意してください。

蒸し布を敷くと、取り出しやすく、よごれにくいのでぜひお持ちください。